橋梁工事に携わる人はどんな資格や免許を持っているの?
橋梁工事に携わる作業員は、さまざまな資格や免許を保持しています。
ここでは特に橋梁工事で重要度の高い代表的な資格や免許を紹介します。
・とび技能士
とび技能士は、鉄骨の組み立てや足場の設置、高所での作業を安全に行うための技術を持っている証明になる資格です。
ちなみにとび技能士は3級から1級まであります。
1級とび技能士が最上級の資格で、橋梁工事のような複雑で難易度の高い作業だと重宝されます。
2級や3級でも鉄骨組立や足場設置などの作業を、一定レベルで行える人と解釈されるので、持っていて損はないでしょう。
・玉掛け技能講習
玉掛け技能講習は、クレーンやフォークリフトなどの運転をサポートする役割を担えます。
橋梁工事は鉄骨や大型の構造物をクレーンで吊り上げて設置する作業がとても多いです。
玉掛けの技能を持った作業員が間違いなく必要です。
この資格持った作業員は橋梁工事現場に必ずいます。
・高所作業車運転者資格
高所作業車運転者資格は、高所作業車(アーム式作業車)を運転するために必要な資格です。
アーム式作業車は、建物の外壁や橋梁の点検、電柱の保守、道路の標識設置などで役立ちます。
通常の足場やはしごではアクセスできない高所での作業効率を高めたいときに使用します。
アームの長さや角度を調整できるので、複雑な場所や狭い空間でも作業可能です。
橋梁工事で働く際は、こういった資格を目指しましょう。